
添削を受ける前に、まず大切なのは 自分ではどう考えたのかを整理することです。
何も考えずに、ここはエントリーできますか?と聞くだけでは、 なかなか自分で判断できるようにはなりません。
添削は答えを教えてもらうためだけのものではなく、 自分の相場認識と実際の判断のズレを確認するためのもの です。
そのため、添削を送る前に 最低限確認してほしいポイントがあります。
この記事では、添削をより有効に使い、 今後一人でも判断できるようになるために、 添削前に確認してほしいこと をまとめていきます。
添削を受ける前に自分で確認する理由
添削を受ける目的は、 正解だけを教えてもらうことではありません。
まず大切なのは、自分でチャートを確認し、 自分はどのように相場を見ているのか を整理したうえで添削を受けることです。
たとえば、
・上位足は上昇なのか、下降なのか
・現在レートの上や下に、どんな抵抗帯があるのか
・その抵抗帯は、日足・4時間足のどこから意識されているのか
・今狙っているのは何波目なのか
・MAの位置や傾きに問題はないのか
・なぜ、この場所でエントリーできると判断したのか
このように、まず自分の考えを出してから添削を受けることで、 どこまで認識が合っていて、どこからズレているのか が明確になります。
そして、もう一つ添削で非常に大切なのが、 自分では気づきにくい弱点やエントリーの癖を見つけることです。
1回のトレードだけを見ると、 単純な環境認識のミスに見えることがあります。
しかし、複数のトレードを添削していくと、 同じような場所で何度もミスをしていることがあります。
・毎回エントリーが少し早い
・上位足の抵抗帯を軽視しやすい
・MAが整う前にエントリーしてしまう
・1波目が伸びすぎていても追いかけてしまう
・波を細かく数えすぎてしまう
・見送るべき場面でも、エントリーする理由を探してしまう
こうした癖は、 自分自身では意外と気づきにくいものです。
添削を繰り返すことで、 単に1回のトレードの正解・不正解を見るのではなく、 自分がどんな場面で間違いやすいのか を把握できるようになります。
自分の弱点が分かれば、 次回からエントリー前にその部分を重点的に確認できます。
添削は、 相場の答え合わせをするだけでなく、自分自身のトレード癖を見つけて修正していくためのもの として活用してください。
最終的には、僕の判断がなくても 自分自身でエントリー・見送りを判断できる状態 を目指していきましょう。
② 抵抗帯を確認する
次に確認してほしいのが、 エントリー方向の先に抵抗帯がないか です。
1時間足だけを見るときれいなエントリーポイントに見えても、 その先に上位足の抵抗帯がある場合、 そこで止められてしまう可能性があります。
そのため、 エントリーできる形かどうかだけではなく、 エントリーしたあとにどこまで伸びる余地があるのか まで確認してください。
主に確認する抵抗帯
・日足、4時間足の直近高値・直近安値
・押し安値、戻り高値
・過去に何度も反応している価格帯
・強く反発、反落した起点
・トレンドラインやチャネル付近
・上位足のMA付近
特に意識してほしいのが、 現在レートからエントリー方向へ水平線を伸ばして確認すること です。
たとえばロングを検討しているなら、 現在レートより上にある高値や戻り高値、 過去に何度も反落している場所を確認します。
ショートであれば反対に、 現在レートより下にある安値や押し安値、 過去に何度も反発している場所を確認します。
抵抗帯を見るときのポイント
① その価格帯で過去に大きく反応しているか
② 日足・4時間足でも認識できる場所か
③ 現在レートから近すぎないか
④ 利確目標まで十分な値幅が残っているか
ここで大切なのは、 抵抗があるから必ずエントリーできない ということではありません。
抵抗帯まで十分な値幅があるのか、 その抵抗帯がどの時間足で意識されているのか、 どれくらい強い抵抗なのかを含めて判断します。
逆に、 エントリーした直後に強い抵抗帯があるにもかかわらず、 1時間足の形だけを見てエントリーしてしまうのは避けたいところです。
添削を出すときは、 「自分はここを抵抗帯として見ています」 と、実際にチャートへ水平線や印を入れた状態で送ってください。
そうすることで、 抵抗帯の位置そのものが間違っているのか、 抵抗の強弱の判断がズレているのか、 より具体的に添削することができます。
一例として、日足のチャート
例えば、チャート内の 赤□で囲っている部分が抵抗帯 になります。
このような価格帯は、 過去に何度も反応していたり、 強く反発・反落している場所 になります。
そのため、今後レートが近づいた際にも、 再び止められる可能性があります。
エントリーを考える際は、1時間足だけを見るのではなく、
日足や4時間足でも、エントリー方向の先に抵抗帯がないか
を確認してください。
最初から完璧に抵抗帯を見つける必要はありません。
「ここで一度止まりそうだな」と思う場所があれば、 まずは自分なりに印をつけて確認してみましょう。

③ 上位足の方向を確認する
次に確認してほしいのが、 日足・4時間足がどちらの方向に進んでいるのか です。
1時間足だけを見ると、 きれいなエントリー形に見える場合があります。
しかし、上位足では逆方向に流れていたり、 まだトレンド転換していない場合、 1時間足だけを見てエントリーすると、逆方向の動きに巻き込まれる可能性があります。
主に確認するポイント
・日足は上昇トレンドなのか、下降トレンドなのか
・4時間足は現在どちらの方向に動いているのか
・自分が狙っている方向と上位足の流れが合っているか
添削を送る前に、 「日足は○○方向、4時間足は○○方向なので、今回は○○を狙っています」 と、自分なりに説明できる状態にしておくのがおすすめです。
一例として、日足と4時間足の方向性を確認
この場面では、 日足と4時間足の方向性がどちらも上向き と判断できます。
まず日足を見ると、 下落したあとの安値から切り返し、 全体として上方向へ進もうとしている流れ になっています。
また、移動平均線に対してもレートが下から戻してきており、 上昇方向への流れが確認できます。
次に4時間足を見ると、 安値を切り上げながら推移しており、 こちらも上昇の流れを維持している状態 です。
つまり、この場面では 日足と4時間足の方向性が一致しており、上方向を優先して見る局面 と考えることができます。
このように、添削を送る前には
「日足は上昇方向、4時間足も上昇方向なので、ロング方向を優先して見ています」
と、自分の認識を言葉で説明できる状態にしておくことが大切です。
1時間足だけを見ると、 目先の形だけでエントリー判断をしてしまいやすくなります。
しかし、上位足の方向性を先に確認しておくことで、 大きな流れに逆らった無駄なトレードを減らしやすくなります。


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