収束拡散ポイントで見るべきこと

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1時間足の収束拡散ポイントについてお伝えしていきます

今回は、1時間足で相場の流れがいったん収束し、そこから次の値動きが広がっていくポイントについて解説していきます。

1時間足の収束拡散ポイントとは?

収束拡散ポイントとは、相場が静かな状態から、次の大きな流れに切り替わる場所のことです。

相場は、ずっと同じ勢いで動き続けるわけではありません。

大きく動いたあとに値動きが小さくなったり、横ばいのような動きになったり、ローソク足の幅が狭くなる場面があります。

このように、値動きが一度まとまってくる状態を「収束」と考えます。

そして、その静かな状態から上か下のどちらかに抜けて、ローソク足の値幅が広がり、相場に勢いが出始める場面があります。

これが「拡散」です。

つまり、収束拡散ポイントは、ただ値動きが止まっている場所ではなく、次の流れが始まる前の準備段階として見る場所です。

トレードで見る場合は、動き出した瞬間に慌てて飛び乗るのではなく、1時間足で相場がどちらに動き出そうとしているのかを見ておくことが大切です。

1時間足で収束から拡散へ切り替わる場面を見つけられると、5分足や15分足でエントリーを考えるときにも、方向を合わせやすくなります。

エリオット波動目線

収束拡散ポイントは、エリオット波動で見ると、主に3波目の初動にあたる場面として考えます。

1波目で最初の方向が出て、2波目で一度押し戻しや調整が入り、そのあと再び1波目の方向へ動き出す場面が3波目です。

この2波目の調整で値動きが小さくまとまり、相場のエネルギーがたまっている状態が「収束」です。

そして、そこから1波目の高値や安値を抜けて、勢いよく同じ方向へ伸び始める動きが「拡散」です。

つまり、収束拡散ポイントは、2波目の調整が終わり、3波目が始まる場所として見ると理解しやすいです。

上位足で収束拡散ポイントが発生する場面

収束拡散ポイントは、上位足の環境認識の中で、安値が切り上がり、高値が切り下がってくる場面で発生しやすくなります。

これは、買いの力と売りの力がぶつかり合い、相場の値幅がだんだん小さくなっている状態です。

安値が切り上がっているということは、下では買いが入りやすくなっているということです。

一方で、高値が切り下がっているということは、上では売りに押されやすくなっているということです。

つまり、上にも下にも行ききれず、相場のエネルギーが内側にたまっている状態になります。

このように値動きが三角形のように狭くなっていく場面が、収束の状態です。

そして、その収束した値動きが上か下のどちらかに抜けて、ローソク足の値幅が広がり始める場面が拡散です。

そのため、上位足で安値切り上がりと高値切り下がりが見えている場面では、すぐにエントリーするのではなく、どちらに抜けるのかを待つことが大切です。

抜けた方向に対して、下位足で押し目や戻り目を待つことで、収束から拡散へ切り替わる流れに乗りやすくなります。

エントリーポイント

エントリー①:戻り高値抜けでエントリーする

エントリー①では、戻り高値を上に抜けた場面を転換と見なします。

下降の流れが続いている間は、高値を切り下げながら下落していきます。

そのため、直近の戻り高値を上に抜けるまでは、まだ売りの流れが残っていると考えます。

しかし、価格が戻り高値を上に抜けると、それまでの高値切り下げの流れが崩れます。

これは、売りの流れから買いの流れへ切り替わるサインとして見ます。

そのため、戻り高値を抜けたタイミングを転換と判断し、買いエントリーを狙います。

ただし、戻り高値を少し抜けただけで判断するのではなく、ローソク足がしっかり抜けているかを見ることが大切です。

ヒゲだけで抜けた場合は、すぐに戻されることもあるため、実体で抜けているかを見て判断します。

エントリーポイント②:ネックライン抜けでエントリーする

エントリーポイント②は、ネックライン抜けでエントリーする方法です。

WトップやWボトムが形成されたあと、ネックラインを抜けた場面をエントリーポイントとして見ます。

Wトップの場合は、2回高値を試したあとにネックラインを下抜けることで、上昇の勢いが弱まり、下降へ切り替わるサインとして見ます。

そのため、Wトップのネックラインを下に抜けた場面では、売りエントリーを狙います。

反対に、Wボトムの場合は、2回安値を試したあとにネックラインを上抜けることで、下降の勢いが弱まり、上昇へ切り替わるサインとして見ます。

そのため、Wボトムのネックラインを上に抜けた場面では、買いエントリーを狙います。

ただし、ネックラインをヒゲだけで抜けた場合は、すぐに戻されることがあります。

ローソク足の実体でネックラインを抜けているか、抜けたあとに勢いが続いているかを見て判断します。

NGエントリーポイント

NGポイント①:80MAの傾きがまだ上向きのとき

売りを狙う場面で注意したいのが、80MAの傾きです。

今回のように、1時間足の80MAがまだ上向きになっている場合は、上位足の流れがまだ下方向へ切り替わっていないと見ます。

1時間足の80MAは、4時間足の20MAに近い考え方で見ることができます。

つまり、1時間足の80MAが上向きということは、4時間足の20MA相当も上向きであり、4時間足ではまだ買いの流れが残っている状態です。

この状態で売りを狙うと、上位足の流れに逆らったエントリーになりやすくなります。

そのため、80MAがまだ上向きの場面では、今回のような売り目線で判断するのは避けます。

売りを狙う場合は、80MAの傾きが横向きから下向きへ変化しているか、価格が80MAの下で推移しているかまで見て判断します。

NGポイント②:収束する期間が短い

収束拡散ポイントを見るときは、収束している期間の長さにも注意します。

収束する期間が短すぎる場合は、相場にエネルギーが十分にたまっていない状態です。

値動きが少し横ばいになっただけで、すぐに上か下へ抜けた場合、それは本格的な収束ではなく、一時的な停滞で終わることがあります。

この状態でエントリーすると、抜けた方向に勢いが続かず、すぐに戻される展開になりやすくなります。

収束拡散を狙う場合は、ある程度の時間をかけて値幅が狭くなり、安値切り上がりや高値切り下がりが見えているかを見ます。

短い時間で形だけ収束しているように見える場面では、無理にエントリーせず、もう少し値動きがまとまるのを待つことが大切です。

収束の時間が長いほど、その後に抜けた方向へ値幅が広がりやすくなります。

NGポイント③:収束拡散せずにずるずると上昇する

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