利確ポイントはどこ?利確位置の考え方を解説

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FXでは、エントリーする場所だけでなく、「どこで利益を確定するのか」も非常に重要です。

せっかく良い位置からエントリーできても、

「まだ伸びそうだから…」

と利確を伸ばしすぎて利益を減らしてしまったり、反対に早く利確しすぎて、本来取れたはずの値幅を逃してしまうこともあります。

利確ポイントは、なんとなく決めるのではなく、

  • どこで反対勢力が入りやすいのか
  • どこまでレートが伸びる可能性があるのか

こういった部分を考えながら判断していくことが大切です。

この記事では、僕が実際にどのようなポイントを確認して利確位置を決めているのかについて解説していきます。

基礎利確ルール

まずは、僕が利確する際に意識している基本的なルールについてお伝えしていきます。

① ポジションは2〜3つがおすすめ

エントリーする際は、2〜3ポジションに分けて保有するのがおすすめです。

1ポジションだけの場合、利確したあとにそのままレートが伸びてしまうと、 その後の利益を伸ばすことができません。

一方で、5〜8ポジションなど細かく分けすぎると、 決済する回数や操作が増えてしまい、管理が複雑になりやすくなります。

そのため、利益を確保しながら残りのポジションを伸ばすことも考えると、 2〜3ポジション程度が扱いやすいと考えています。

② 感情や予想で利確しない

利確する際に大切なのは、 感情や自分の予想だけで決済しないことです。

例えば、

  • 「ここで止まりそうだから利確しよう」
  • 「まだ伸びそうだから利確を先延ばしにしよう」

このように、根拠のない予想で利確位置を変更してしまうと、 本来決めていたトレードルールが崩れやすくなります。

利確ポイントは、その場の感情ではなく、 抵抗帯・ダウ・MAなど、チャート上の根拠をもとに判断することが大切です。

③ 利確ポイントはエントリー前に決めておく

利確ポイントは、エントリーしてから考えるのではなく、できるだけ事前に決めておくことがおすすめです。

エントリー後に利確位置を考え始めると、 含み益や含み損によって感情が入りやすくなり、判断がブレる原因になります。

例えば、

  • この抵抗帯まで
  • このMA付近まで
  • この高値・安値まで

といったように、エントリー前の段階で利確候補を確認しておくことが大切です。

もちろん、エントリー後の値動きや相場状況によって利確位置を変更するケースもあります。

ただし、基本となる利確ポイントを事前に決めておくことで、 「利益が減るのが怖いから早く利確する」「もっと伸びそうだから利確を伸ばす」 といった感情による判断を減らしやすくなります。

④ 半分は指定した利確ポイント、残り半分は20MAを基準にする

複数ポジションでエントリーした場合は、 まず半分のポジションを、事前に決めていた利確ポイントで決済します。

例えば、上位足の抵抗や過去の高値・安値など、 あらかじめ意識していたポイントに到達した段階で一部を利確します。

そして、残り半分のポジションについては、 すぐにすべて決済するのではなく、 20MAの状態を確認しながら利益を伸ばしていきます。

残りのポジションを決済する目安は、

  • 20MAの傾きが弱くなり、横向きになってきたとき
  • 20MAが反対方向へ転換してきたとき

このように、 最初の利確ポイントで利益を確保しつつ、相場に勢いが残っている場合は、残りのポジションでさらに利益を伸ばす という考え方です。

また、20MAがまだ進行方向へ傾いている場合は、 無理に利確する必要はありません。

「もう十分伸びたから」 「そろそろ反転しそうだから」 といった感覚で決済するのではなく、 20MAの傾きや転換を基準に判断することが重要です。

乖離埋めの利確ポイント

ここからは、乖離埋めを狙った場合の利確ポイントについて解説していきます。

乖離埋めでは、基本的に乖離しているレートがMA付近まで戻ってくる動きを狙っていきます。

そのため、僕の場合は80MA付近をひとつの大きな利確候補として見ています。

乖離埋めの利確ポイント|80MAより伸びることがある

乖離埋めでは、80MA付近をひとつの利確ポイントとして見ています。

ただし、80MAに到達したからといって、 すべてのポジションを決済すると、その後さらにレートが伸びることがあります。

相場の状況によっては、80MAを抜けたあとも値動きが続き、 チャート上の赤□部分まで利益を伸ばせるケースがあります。

では、80MAで全決済するのか、それとも残りのポジションを伸ばすのか。

その判断で確認しているのが、 上位足の抵抗と20MAの傾きです。

  • 進行方向に強い上位足の抵抗がないか
  • 20MAがまだ進行方向へ傾いているか

例えば、80MAに到達していても、 進行方向に強い抵抗がなく、20MAもまだ上向きであれば、相場の勢いが残っている可能性があります。

その場合は、80MAですべて決済するのではなく、 一部を利確したうえで、残りのポジションをさらに伸ばしていくという考え方もできます。

反対に、上位足の抵抗に到達している場合や、 20MAが横向き・反対方向へ転換してきた場合は、 残りのポジションを利確する判断をしていきます。

下のチャートは、日足の値動きになります。

今回のケースでは、乖離埋めの基本的な利確ポイントである 80MA付近で決済しても問題ありません。

ただし、日足を確認すると、 80MAより先に強い抵抗が少ない無抵抗ゾーンがありました。

そのため、80MAに到達したあともレートはそのまま伸び、 さらに大きな値幅を取ることができる局面となっています。

このように、80MAだけを見るのではなく、 上位足でその先に抵抗があるのか、まだ伸びる余地があるのかまで確認することで、 残りのポジションを伸ばす判断がしやすくなります。

順張り・トレンド転換での利確ポイント

ここからは、順張りやトレンド転換を狙った場合の利確ポイントについて解説していきます。

乖離埋めでは80MAをひとつの利確基準としていましたが、 順張りやトレンド転換では、上位足の抵抗や過去の高値・安値などを中心に利確ポイントを判断していきます。

特に重要なのは、 「この先にどこで反対勢力が入ってくる可能性があるのか」 を事前に確認しておくことです。

日足の高値・抵抗で利確しても、さらに伸びることがある

こちらは、日足3波目の中で、1時間足の収束→拡散を狙ったケースになります。

利確ポイントとしてまず確認しているのが、 日足の高値付近と日足の抵抗です。

今回の場合も、日足の高値付近に抵抗があったため、 ここをひとつの利確ポイントとして考えることができます。

ただし、日足の高値や抵抗に到達したからといって、 必ずそこで値動きが終了するわけではありません。

今回のチャートでは、日足の抵抗付近で一部を利確したあとも、 実際にはピンク□部分までさらにレートが伸びています。

そのため、抵抗付近ですべてのポジションを決済するのではなく、 一部を利確して利益を確保し、残りのポジションは20MAの傾きなどを確認しながら伸ばしていく という考え方もできます。

特に20MAがまだ進行方向へ傾いている場合は、 相場の勢いが残っている可能性があるため、残りのポジションを伸ばす判断材料のひとつになります。

こちらは、先ほどの日足を1時間足で見たチャートになります。

エントリー後、まずは日足の高値付近・日足の抵抗まで上昇しているため、 ここで「利確①」として一部のポジションを決済します。

その後も、1時間足の20MAは上向きを維持しており、上昇の勢いが残っているため、 残りのポジションはそのまま伸ばしていきます。

さらに上昇したところで「利確②」、 その後、20MAが横向き〜転換してきたタイミングで「利確③」という形で、 残りのポジションを段階的に決済していきます。

このように、最初の抵抗で利益を確保しながら、 20MAの傾きを確認することで、その後の値幅も狙うことができます。

まとめ

今回は、利確ポイントの考え方について解説しました。

利確で大切なのは、 「ここまで伸びそう」 「そろそろ止まりそう」 といった感覚だけで判断するのではなく、 あらかじめ利確する基準を決めておくことです。

基本的には、

  • 複数ポジションでエントリーする
  • 指定した利確ポイントで一部を決済する
  • 残りのポジションは20MAの傾きや転換を確認しながら伸ばす

といった形で考えています。

また、乖離埋めでは80MA付近、 順張りやトレンド転換では上位足の高値・安値や抵抗などが、 ひとつの利確候補になります。

ただし、利確候補に到達したからといって、 必ずそこで値動きが終了するわけではありません。

その先に強い抵抗がなく、 20MAもまだ進行方向へ傾いている場合は、 一部を利確したうえで、残りのポジションをさらに伸ばせるケースもあります。

すべてを完璧な位置で利確しようとするのではなく、 利益を確保しながら、伸ばせるところは伸ばす。

この考え方を持つことで、 感情に左右されにくい利確判断につながっていきます。

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