基礎知識①

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ペング
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基礎知識①では、まず最初に相場の基本となる原則と、
これから学習を進める中で頻繁に出てくる用語の意味を整理していきます。

トレードは専門用語が多く、意味を曖昧なまま進めてしまうと、
チャート分析やエントリー判断の精度にズレが生まれます。

そのため、このパートでは「土台となる考え方」と「言葉の理解」を揃え、
今後の内容をスムーズに理解できる状態を作っていきます。

相場の本質

需要と供給が全て

まず最初に理解してほしいのは、
FXは「上がるか下がるかを当てるゲームではない」ということです。

相場は「なんとなく」動いているわけではありません。
すべては“売りたい人と買いたい人のバランス”で動いています。

相場が動くシンプルな仕組み

・買いたい人が多い → 価格は上がる
・売りたい人が多い → 価格は下がる

つまりFXでやることはシンプルで、
「これから買いが増えるのか、売りが増えるのか」を考えるだけです。

なぜ初心者は負けるのか?

多くの人はこの本質を知らずに、
インジケーターや手法ばかり覚えてしまいます。

その結果、
「なんとなく上がりそう」「下がりそう」でエントリーしてしまい、
一貫性のないトレードになります。

勝つ人と負ける人の違い

負ける人:感覚でエントリーする
勝つ人:根拠を持って「人の動き」を読む

通貨ペア

USD/JPY(ドル円)の意味を理解しましょう

FXでは「USD/JPY」のように、2つの通貨をセットで表示します。
これは通貨ペアと呼ばれます。

USD/JPYの意味

USD(ドル)=買う対象の通貨
JPY(円)=支払いに使う通貨

円でドルを買う、という意味になります

例えば、USD/JPYが「150円」の場合は、
1ドルを買うのに150円必要ということです。

価格が動く意味

150円 → 151円になった場合
→ より多くの円が必要になる

ドルの価値が上がった(円安)

150円 → 149円になった場合
→ 少ない円でドルが買える

ドルの価値が下がった(円高)

つまりUSD/JPYは、
「ドルの価値が円に対してどう変わるか」
を表しているだけです。

FXで需要と供給

FXの値動きはとてもシンプルで、
「需要(欲しい人)」と「供給(売りたい人)」のバランスで決まります。

これをドル円で考えてみましょう。

ドル円とは?

ドル円は、
「円を売ってドルを買う」通貨ペアです。

① ドルを買いたい人が増えると?

例えば、アメリカの金利が上がると、
「ドルを持っていた方が有利」と考える人が増えます。

その結果、
円を売ってドルを買う人が増えます。

ドルの需要が増える → 価格は上がる(ドル円上昇)

② ドルを売りたい人が増えると?

逆に、アメリカの景気が悪くなると、
「ドルを持ち続けたくない」と考える人が増えます。

その結果、
ドルを売って円に戻す動きが増えます。

ドルの供給が増える → 価格は下がる(ドル円下落)

ここで大事なのは、
チャートの動きはすべて人の行動の結果ということです。

つまりFXでやることは、
「これからドルを買う人が増えるのか、売る人が増えるのか」
これを考えるだけです。

三大市場について

テクニカル分析とファンダメンタル分析

FXでよく出てくる「テクニカル分析」と「ファンダメンタル分析」は、
どちらも相場を判断するための考え方ですが、見ているポイントが全く違います。

シンプルにいうと、
テクニカル=過去の動きから判断する
ファンダメンタル=経済の状況から判断する

テクニカル分析とは

過去のチャート(価格の動き)をもとに、
これからの値動きを判断する方法です。

・トレンド(上がっているか下がっているか)
・ライン(意識される価格帯)
・移動平均線などの指標

「人の売買の結果」がチャートに現れているため、
その流れに乗る考え方になります。

ファンダメンタル分析とは

経済やニュースをもとに、
通貨の価値がどう変わるかを判断する方法です。

・金利(利上げ・利下げ)
・経済指標(雇用統計など)
・政治や世界情勢

「なぜ価格が動くのか」という原因を見る考え方です。

この2つの違いをまとめると、

テクニカル → すでに起きている動きから判断
ファンダメンタル → これから起きる原因から判断

初心者の段階では、
まずはテクニカル分析を軸にすることが重要です。
そのうえで、ファンダメンタルを補助的に使うことで、
より精度の高い判断ができるようになります。

今回使用するのはテクニカル分析です。
ファンダメンタル分析は使いません。

その理由は、チャートにはすでに多くの情報が反映されているからです。

ダウ理論の考え方

基礎知識②でも出てきますが、ダウ理論の中に
「平均は全ての事象を織り込む」という考え方があります。

これは、世の中で起きている出来事が、最終的にすべて値動きに表れるという意味です。

例えば、
金利の発表、経済指標、政治の動き、世界情勢、投資家の心理など、
相場に影響を与える材料はたくさんあります。

ですが、それらを参加者がどう受け止めて、
実際に買ったのか、売ったのかという結果は、
最終的にすべてチャートに表れます。

つまりどういうことか

ニュースを1つずつ追わなくても、
結果だけ見ればチャートに全部出ているということです。

だからこそ、私たちはチャートを見て、
今どちらに力が傾いているのかを判断していきます。

もちろん、世の中の出来事を知ること自体は大事です。
ただ、この教材ではそこを細かく追うのではなく、
チャートに現れた事実をもとに判断する方法を学んでいきます。

なので、テクニカル分析のみでも
安定的に勝ち続ける土台を作ることは十分できます。

レバレッジ

レバレッジとは、
少ない資金で大きな金額を動かせる仕組みのことです。

具体例で考えると

資金が10万円ある場合、
レバレッジをかけることで、

・レバレッジ1倍 → 10万円分の取引
・レバレッジ10倍 → 100万円分の取引
・レバレッジ25倍 → 250万円分の取引

少ない資金で大きな取引ができるようになります

一見メリットに見えますが、ここで重要なポイントがあります。

利益も損失も同じように大きくなる

例えば、1%価格が動いた場合でも、

・レバレッジ1倍 → 約1,000円の変動
・レバレッジ25倍 → 約25,000円の変動

大きく稼げる分、大きく損をする可能性もあります

つまりレバレッジは、

利益を増やすためのものではなく、
リスクをコントロールするためのもの

正しく使えば強力な武器になりますが、
使い方を間違えると一瞬で資金を失います。

海外FX業者のXMでは、
最大1000倍のレバレッジをかけることができます。

自分の資金の中で、どこまでなら損失許容(負けてもいいか)を決めること

トレードで最も重要なのは、
1回のトレードでどれだけの損失を許容するかを決めることです。

「1回でどれだけ負けてもいいか」を決める = 資金管理

資金100万円の場合の例

【資金管理1%の場合】
1回のトレードの最大損失は「1万円」
→ 100回連続で負けても資金は残る

【資金管理2%の場合】
1回のトレードの最大損失は「2万円」
→ 約50回連続で負けると資金がなくなる

【資金管理5%の場合】
1回のトレードの最大損失は「5万円」
→ 約20回連続で負けると資金がなくなる

初心者のうちは、
1回のトレードのリスクを「資金の1%以下」に抑えることを基本にしてください。

最初は「負けないこと」を優先することが重要です

トレードに慣れていない段階では、
判断ミスや連敗が起きやすいため、
リスクを小さくして資金を守ることが最優先になります。

そして、トレードに慣れてきて、
ルール通りに安定してトレードできるようになってきたら、

資金の2%までリスクを上げるのも1つの選択です

最初は守る、慣れてから少し攻める
この考え方が、長く続けるための基本になります。

資金管理

資金管理とは、
自分の資金を減らさずにトレードを続けるためのルールです。

どれだけ良い手法を使っていても、
資金管理ができていないと、
資金はすぐになくなります。

トレードで最も重要なのは、
「どれだけ勝つか」ではなく「どれだけ負けを小さくするか」

資金管理では、主にこの2つを決めます。

・1回のトレードでどれくらい負けてもいいか
・どこで損切りするか

例えば、資金100万円の場合、

1%のリスクなら「1万円まで」
2%のリスクなら「2万円まで」

といったように、
負ける金額を先に決めてからトレードします。

これを徹底することで、
連敗しても資金が大きく減ることを防げます

トレードでは必ず負けることがあります。
ですが、負けを小さく抑えていれば、
その後の勝ちで取り返すことができます。

長く勝ち続ける人は、
資金を守ることを最優先にしています

スワップポイント

スワップポイントとは、
通貨同士の金利差によって発生する利益または損失のことです。

簡単にいうと

金利の高い通貨を持つと利益がもらえる
金利の低い通貨を持つと支払いが発生する

例えば、ドルと円では通常、
ドルの方が金利が高いため、

・ドルを買って保有する → スワップがもらえる
・ドルを売って保有する → スワップを支払う

スワップポイントは、ポジションを翌日まで持ち越すことで発生し、
毎日少しずつ積み重なっていきます。

ただし注意点として、
スワップだけを狙うトレードはリスクもあります

為替の値動きによる損失の方が大きくなると、
スワップの利益を簡単に上回ってしまうためです。

スワップはあくまで「補助的な利益」
基本は値動きで利益を狙うことが重要です

ロット

ロットとは、
どれくらいの量を取引するかを表す単位です。

簡単にいうと、
「どれくらいの大きさでトレードするか」という意味です。

具体例(ドル円)

1ロット(=10万通貨)の場合、
価格が1円動くと約10万円動きます

0.1ロット(=1万通貨) → 約1万円
0.01ロット(=1000通貨) → 約1000円

つまりロットが大きくなるほど、
利益も損失も大きくなります。

ロットを大きくしすぎると、
一度の負けで大きく資金を失う原因になります

そのため、ロットは適当に決めるのではなく、
資金管理から逆算して決めることが重要です。

例えば、
「1回の損失は1万円まで」と決めた場合、

損切り幅(何円で切るか)から、
ロットを調整していきます。

チャートの実践編

ローソク足

ローソク足とは、
一定時間の価格の動きを1本で表したものです。

例えば「1分足」「5分足」「1時間足」など、
時間ごとに1本のローソク足が作られます。

ローソク足で分かる4つの情報

・始値(はじめの価格)
・終値(最後の価格)
・高値(その時間で一番高い価格)
・安値(その時間で一番安い価格)

この4つを見ることで、
その時間にどんな動きがあったのかが分かります。

色の意味

・陽線(赤や白)→ 価格が上がった
・陰線(青や黒)→ 価格が下がった

ローソク足を見ることで、
買いと売り、どちらが強かったのかを判断できます。

例えば、長い陽線が出ていれば、
「買いたい人が多かった」ということになります。

ローソク足は「人の売買の結果」をそのまま表しています

↓チャートの白黒になります。

チャートの見方

MAについて

移動平均線(MA)とは、
一定期間の価格の平均を線でつないだものです。

過去の価格を平均化することで、
現在の相場の流れ(トレンド)を分かりやすくする役割があります。

例えば、
・短期の移動平均線 → 直近の動きを重視
・長期の移動平均線 → 大きな流れを把握

移動平均線を見ることで、
今が上昇しているのか、下降しているのかを判断しやすくなります。

価格が移動平均線の上にある → 上昇の流れ
価格が移動平均線の下にある → 下降の流れ

また、移動平均線は多くのトレーダーが見ているため、
サポートやレジスタンスとして意識されることもあります。

ただし、移動平均線だけで判断するのではなく、
チャート全体の流れと合わせて見ることが重要です。

なお、移動平均線の詳細については、
基礎知識②で説明しています。

時間軸

時間軸とは、
どのくらいの時間の値動きを1本のローソク足で表すかを意味します。

同じチャートでも、時間軸を変えることで
見え方が大きく変わります。

主な時間軸の種類

・1分足 → 1分間の値動き
・5分足 → 5分間の値動き
・15分足 → 15分間の値動き
・1時間足 → 1時間の値動き
・4時間足 → 4時間の値動き
・日足 → 1日の値動き

短い時間軸ほど細かい動きが見え、
長い時間軸ほど大きな流れを見ることができます。

時間軸によって見ている世界が変わります

例えば、1分足では上昇していても、
日足では下降トレンドということもあります。

そのため、1つの時間軸だけで判断するのではなく、
複数の時間軸を確認することが重要です。

今回メインで使う時間軸

この教材では、
1時間足をメインに分析していきます。

1時間足は、
短期のノイズに振り回されにくく、
大きな流れを把握しやすい時間軸です。

まずは1時間足で流れを見て、
トレードの判断をしていきます

投資期間

投資期間とは、
どれくらいの時間ポジションを持つかのことです。

FXでは主に、短期・中期・長期の3つに分かれます。

短期トレード

数分〜数時間で決済するスタイル
細かい値動きを狙うトレードです

中期トレード

数日〜数週間ポジションを持つスタイル
トレンドの流れに乗るトレードです

長期トレード

数週間〜数ヶ月以上保有するスタイル
大きな流れやスワップを狙うトレードです

それぞれ特徴があり、
自分のスタイルに合った期間を選ぶことが重要です。

ただし、初心者の段階では、
短期すぎるトレードは難易度が高くなります。

まずは中期(1時間足ベース)で、
流れに沿ったトレードをするのが基本です

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